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中小建設業が新規顧客を獲得するには?価格以外で選ばれる会社になる方法

2025.06.20

    「もっと新しいお客様を増やしたい」
    「でも、どうやって仕事を取ればいいかわからない…」

     

    こうした悩みを抱えている中小の建築・建設会社の方は多いのではないでしょうか?「結局、値段を下げないとダメなのかな…」と考えてしまうこともあるかもしれません。

     

    お客様のニーズは時代とともに変化しています。以前は「知り合いの紹介」が仕事を取るための大きな要素でしたが、今ではインターネットで業者を探す人が増え、選び方も変わってきています。

     

    つまり、これまでのやり方が通用しなくなっている可能性があるということです。

     

    詳細は下記記事をご覧ください。

    https://docs.google.com/document/d/1YwfA38s4KDItuVuq-DZJ5kuFiBeu6FyZJ7CiLpaVBkY/edit?usp=sharing(実際の記事がリリースされたらそのURLに変更する)

     

    とはいえ、難しいことをする必要はありません。大事なのは、「どんなお客様に選ばれたいか?」を決めることです。

     

    本記事では、駐車場手配代行のBPOサービス「JESUS」を運営するランドマークが、ハウスメーカーの方からよくいただくお声を参考に、大きな広告費をかけなくても、新しいお客様を増やす方法をわかりやすくお伝えします。「仕事を増やしたいけど、何から始めればいいのかわからない…」という社長の方も、ぜひ読んでみてください。

     

    なぜ中小建設業は新規顧客獲得が難しいのか?

    なぜ中小建設業は新規顧客獲得が難しいのか?

     

    「仕事を増やしたい」と思っても、新しいお客様を獲得するのは簡単ではありません。特に中小の建築・建設会社では、価格競争の激化や受注の偏りなどの問題に直面しやすいのが現状です。

     

    ここでは、なぜ新規顧客の獲得が難しいのか?その理由を整理してみます。

     

    • ・価格競争に巻き込まれやすい
    • ・大手・元請け企業に仕事が集中しやすい
    • ・口コミ・紹介頼みでは安定した受注につながらない

     

    一つ一つ整理していきます。

     

     

    価格競争に巻き込まれやすい

    「他社より安くしないと選ばれない」
    「値引きしないと受注できない」
    このような悩みを持つ会社は少なくありません。

     

    特に、価格だけで比較されやすい案件では、単価を下げないと勝負にならないこともあります。しかし、値下げを続けると利益が残らず、経営が苦しくなるため、長く続けるのは難しい方法です。

     

    また、大手企業や資本力のある企業は価格競争を前提とした受注でも利益を確保できるケースが多く、中小企業が同じ土俵で戦うと厳しくなりがちです。

     

     

    大手・元請け企業に仕事が集中しやすい

    建設業界では、大手や元請け企業が案件をまとめて管理し、下請けに発注する構造が一般的です。

     

    そのため、

    • ・直接の仕事を受注できず、下請けとして単価の低い仕事を請ける形になりやすい
    • ・大手企業が「決まった業者」に発注するため、新規参入が難しい
    • ・仕事が回ってくる時期が不安定で、売上が安定しない

    といった課題が発生します。

     

    大手の案件を受注する方法もありますが、新規顧客を増やし、自社が「選ばれる立場」になることが大切です。

     

     

    口コミ・紹介頼みでは安定した受注につながらない

    「仕事は知り合いの紹介でなんとか回っている」という会社も多いかもしれません。

     

    しかし、

    • ・紹介だけでは案件数が限られる
    • ・次の仕事がいつ入るかわからず、不安定になりやすい
    • ・景気や取引先の状況に左右される

    といったリスクがあります。

     

    口コミや紹介はありがたいが、それだけでは先行きが不安…」と感じている場合、新規顧客を増やす方法を考えることが重要です。

     

     

    新規顧客を獲得するために、まず決めるべきこと

    新規顧客を獲得するために、まず決めるべきこと

     

    「新しい仕事を増やしたい」と考えると、「とにかく受注を増やしたい」と思ってしまいがちですが、実は誰に向けて仕事をするか”を決めることが、結果的に受注を増やす近道になります。

     

    ここでは、「どんなお客様に選ばれる会社になるのか?」を考えるための実践的なステップを解説します。

     

    • 「とにかく仕事がほしい!」ではなく、「誰に向けて仕事をするか」を決める
    • ・住宅・商業施設・工場・リフォーム…得意な分野を明確にする
    • ・「地域密着型」or「広域対応」?自社の強みに合ったターゲット設定

     

    それぞれ見ていきたいと思います。

     

     

    「とにかく仕事がほしい!」ではなく、「誰に向けて仕事をするか」を決める

    「どんな仕事でもいいから受注したい」と考えると、結局どの案件にも強みを発揮できず、価格競争に巻き込まれやすくなります。まずは、どのような仕事に力を入れるのかを明確にすることが重要です。

     

    ■「どの仕事に力を入れるか?」を決めるためのステップ

     

    過去の仕事を振り返る

    • ・これまで手がけた案件の中で、特に利益率が高かった仕事は?
    • ・スムーズに進んだ、やりやすかった仕事は?
    • ・お客様の満足度が高かった、リピートにつながった仕事は?

     

    市場のニーズを把握する

    • ・地域で今、需要が増えている工事の種類は?(例:リフォーム、耐震補強など)
    • ・法改正や補助金の影響で、今後伸びそうな分野は?(例:省エネ住宅、ZEBなど)

     

    競争相手を分析する

    • ・近隣の工務店や建設会社と比べて、自社が強みを発揮できるポイントは?
    • ・競争が激しくない、狙いやすい市場は?

     

    自社のリソースを考える

    • ・人員や設備の面で、得意な工事は?
    • ・職人のスキルを活かせる分野は?
    • ・投資なしで対応できる工事は?

     

    この過去の仕事」「市場のニーズ」「競争相手」「自社のリソース」の4つを整理することで、「狙うべき仕事の方向性」が明確になります。一つ一つ、紙に書きながら進めていかれると、頭がすっきりしますよ。

     

     

    住宅・商業施設・工場・リフォーム…得意な分野を明確にする

    「どの分野の仕事を増やすか?」を決める際には、過去の実績や社内の技術・設備をもとに、強みを活かせる分野を選ぶことがポイントです。

     

    たとえば、

    • ・住宅施工が得意な会社→注文住宅の施工、リフォーム、リノベーション
    • ・商業施設や店舗に強い会社→内装工事、耐震補強、設備施工
    • ・工場や倉庫に特化した会社→大型建築、鉄骨工事、メンテナンス業務

     

    また、「新築かリフォームか」「一般住宅か法人案件か」などを明確にすると、営業の方向性や集客方法も決めやすくなります。

     

    ■「得意な分野を決める」ための具体的なチェックポイント

    • ・利益率の高い仕事はどれか?
      →単価が安すぎる仕事は避け、利益がしっかり残る分野に絞る
    • ・施工経験が豊富な分野は?
      →自社の職人やスタッフが対応しやすい工事を選ぶ
    • ・今後伸びそうな市場は?
      →例)住宅の断熱リフォーム、省エネ住宅の増加など

     

    このように「得意な仕事」と「利益の出る仕事」を掛け合わせて決めることが重要です。

     

     

    「地域密着型」or「広域対応」?自社の強みに合ったターゲット設定

    ターゲットを決める際にもう一つ大切なのが、「どの範囲で仕事を取るのか?」を明確にすることです。

     

    ■地域密着型で強みを発揮する

    「地元の工務店」として地域に根付いた仕事をしたい場合、特定のエリアに特化し、「地域の住民や企業に信頼される施工業者」としてのポジションを築くのが有効です。

     

    • ・地域のネットワークを活かし、紹介やリピート受注を増やす
    • ・ホームページやSNSで「地域密着の強み」をアピールする
    • ・地元の施工事例を積極的に発信し、「このエリアならこの会社」と認知してもらう

     

    ■広域対応で案件を増やす

    近隣の案件だけでは受注が安定しない場合は、「対応エリアを広げる」ことで新規顧客の獲得につなげる方法もあります。

     

    • ・企業向けの大規模案件や特殊工事を受注し、他県にも営業エリアを広げる
    • ・ホームページやオンラインの問い合わせ窓口を整え、遠方の案件も受注しやすくする
    • ・提携先を増やし、エリアごとの施工対応力を強化する

     

    ■「地域密着」か「広域対応」かを決めるためのポイント

     

    • ・地元での知名度・ネットワークが強いか?
      →「地元で長年やっている」「紹介が多い」なら地域密着が向いている
    • ・設備・人員のキャパシティがあるか?
      →「ある程度の規模の工事ができる」「遠方にも対応できるなら広域展開も視野に」
    • ・競合の状況は?
      →「地元に強い競合が多いなら広域展開」「地域密着型の競合が少ないならその路線で攻める」

     

    「どこまでのエリアをカバーするか?」を決めることで、営業戦略が立てやすくなり、無駄な営業コストを削減することも可能になります。

     

     

    価格以外で選ばれるための差別化戦略

    価格以外で選ばれるための差別化戦略

     

    新規顧客を獲得する際に「他の業者と何が違うのか?」を明確にすることが重要です。建築・建設業界では、「どこに頼んでも同じ」と思われやすく、「安いところに頼もう」という流れになりやすいものです。

     

    しかし、価格だけで勝負すると、利益が削られ、長期的に経営が厳しくなる可能性があります。そこで、「価格以外の理由で選ばれる会社」になるための差別化戦略を考えていきます。

     

    • 「どこに頼んでも同じ」から抜け出す方法
    • ・価格競争に巻き込まれないための強みの作り方
    • ・他社との違いを伝えるシンプルな方法

     

    それぞれ見ていきたいと思います。

     

     

    「どこに頼んでも同じ」から抜け出す方法

    「他の業者と何が違うのか?」をはっきりさせることが、価格以外の理由で選ばれる第一歩です。

     

    ■差別化のポイントを整理する

    1.どんな仕事が得意か?
    例:木造住宅の耐震補強が得意、特殊なリフォームに強い、狭小地の施工実績が豊富

     

    2.スピード・品質・対応力のどれを強みにするか?
    例:短工期で仕上げるスピード感、職人の技術力を活かした高品質施工、お客様の要望に寄り添う提案力

     

    3.お客様にとってのメリットを明確にする
    例:「工期が短いので事業のオープンを早められる」「経験豊富な職人が担当するので安心」「追加工事を減らし、費用を抑える」

     

    ■実際の差別化事例

    • ・事例①:高齢者向けリフォームに特化したA社
      →「バリアフリー住宅専門」として事業を展開。
      特徴:玄関や浴室のバリアフリー化、手すり設置など、施工範囲を高齢者向け住宅リフォームに限定

     

    • ・事例②:短納期専門の店舗施工B社
      →「スピード対応×深夜・早朝施工」に特化し、店舗リニューアル案件を多数獲得。
      特徴:飲食店や美容室の改装を最短3日で完了するスピード施工。

     

    • ・事例③:狭小住宅・変形地専門のC社
      「3階建て・変形地の住宅施工」に特化し、都心部の狭い土地での施工を強みとする。
      特徴:建築が難しい土地での施工実績を多数持ち、「狭い土地ならこの会社」と認知される。

     

    このように「価格以外で選ばれる理由」を作ることで、単なる価格競争から抜け出すことが可能になります。

     

     

    価格競争に巻き込まれないための強みの作り方

    価格勝負にならないためには、「この会社に頼みたい」と思われる「強み」を明確にすることが重要です。

     

    ■自社の強みを作る方法

    1.「なぜ、お客様が自社を選ぶのか?」を考える

    過去に受注した案件で、お客様が決め手にしたポイントを整理する。

    ・「他の業者と比べて何がよかったのか?」を聞いてみる。

     

    2.「得意な分野」を明確にする

    ・大手が狙わない、小規模な工事に特化する

    ・特定の工事に特化し、専門性をアピールする

    地域密着で、迅速な対応力を強みにする

     

    3.お客様に「価値」を伝えられるようにする

    ・価格が高いとしても、「なぜその価格なのか?」を納得してもらう説明を準備する。

    ・「安い業者との違い」を明確にし、お客様に伝える。

     

    例えば、

    • ・「なぜウチの施工費は安くないのか?」
       →「手抜き工事をせず、高品質な資材を使い、長持ちする施工をするため」
    • ・「なぜ工期が少し長めなのか?」
       →「後から追加工事にならないよう、事前の打ち合わせをしっかり行っているため」

     

    お客様が「ただ安い業者」ではなく、「信頼できる業者」として選んでくれるようにすることが大切です。

     

     

    他社との違いを伝えるシンプルな方法

    せっかくの強みがあっても、それが伝わらなければ意味がありません。

     

    お客様に「この会社は他と違う」とわかってもらうために、シンプルでわかりやすい方法でアピールすることが重要です。

     

    ■伝え方のポイント

    1.短い言葉で強みを表現する
     →「〇〇工事ならお任せください!」
     →「地元で30年、地域密着の施工会社です」

     

    2.数字や実績を入れる
     →「年間〇〇件の施工実績!」
     →「累計〇〇件以上のリフォームを手がけました」

     

    3.お客様の声を活用する
     →「お客様の満足度90%以上」
     →「リピート率〇〇%!」

     

    実際のアピール事例

    • ・事例①:「地域密着型」を強みにした工務店D社
      →「地元〇〇市で50年以上!3世代にわたる家づくりを支える工務店
      特徴:「地域密着」だけでは弱いので、「50年以上の歴史」「3世代にわたる施工実績」などを強みとして伝える。

     

    • ・事例②:飲食店リフォーム専門のE社
      →「焼肉店専門の店舗リフォーム!開業までのスケジュール管理までサポート
      特徴:「焼肉屋専門」とすることで、どんな仕事を強みとしているのかが明白になっている。客席・厨房の設計から開業スケジュールの管理まで一貫対応などもサービスとして展開すれば、よりお客様にとっては大きなメリットとなる。

     

    • ・事例③:マンション修繕に特化したF社
      →「住みながらでも快適、住民とのトラブルがゼロでした!とお客様からの声をいただくマンション大規模修繕専門」
      特徴:騒音・振動を抑えた施工方法を採用し、居住者のストレスを軽減している実績をありありと想像させる。

     

    強みを短く、わかりやすく伝えることで、お客様が「この会社に相談しよう」と思いやすくなります

     

     

    仕事につながる「見つけてもらう仕組み」

    仕事につながる「見つけてもらう仕組み」

     

    いくら技術やサービスに強みがあっても、知ってもらえなければ仕事にはつながりません。
    特に今は、インターネットで業者を探す人が増えており、「ネットで見つけてもらえるかどうか」が新規顧客の獲得に大きく影響します。

     

    しかし、「ネットは苦手だから…」と不安に感じる必要はありません。
    難しいことをしなくても、最低限の仕組みを整えるだけで、仕事につながる問い合わせを増やすことができます。

     

    ここでは、集客に対して、実践的な方法を解説します。

     

    • ・ホームページ・SNS・紹介…どこから問い合わせがくるか?
    • ・「ネットは苦手…」でもできる新規顧客の集め方
    • ・ホームページに最低限載せるべき情報とは?

     

    一つ一つ解説していきたいと思います。

     

     

    ホームページ・SNS・紹介…どこから問い合わせがくるか?

    「新規のお客様はどこからやってくるのか?」を知ることは、効果的に集客するための第一歩です。

     

    よくある問い合わせの経路には、次のようなものがあります。

     

    1.ホームページからの問い合わせ
    自社のホームページを見て、直接問い合わせが入るケース。検索エンジン(GoogleやYahoo!)で業者を探し、信頼できそうな会社に連絡するが増えています。

     

    2.紹介・口コミ
    知人や取引先の紹介で問い合わせが入るケース。地域密着型の会社や、長年の取引先がある会社では、今でも紹介が大きな割合を占めます。

     

    3.SNS(Instagram、Facebook、Xなど)
    住宅リフォームや店舗施工など、ビジュアルが重要な業種では、Instagramを活用する企業が増えています。また、地域の人とつながる目的でFacebookやXを利用するケースもあります。

     

    4.ポータルサイト・マッチングサイト
    工務店やリフォーム業者を探すポータルサイトや、建設業向けの仕事マッチングサービス経由で仕事を受注するケース。

     

    どの方法が自社に合うかは、業種やターゲットによって異なります。「どの経路からの問い合わせが多いのか?」を把握し、それを強化するのが効果的な方法です。

     

     

    「ネットは苦手…」でもできる新規顧客の集め方

    「ネットで集客したいけど、何をすればいいのかわからない」という場合、まずはシンプルな方法から始めるのがおすすめです。

     

    1.ホームページの基本情報を充実させる
    ネット経由で問い合わせが来るためには、まずは会社のことを知ってもらう必要があります。ホームページがない場合は、簡単なものでいいので作成しましょう。

     

    2.Googleマップに無料登録する(Googleビジネスプロフィール)
    無料でできる集客方法の一つが「Googleマップ」への登録です。「地域名+工事内容」などで検索したときに、上位に表示される可能性が高くなります。

     

    Googleビジネスプロフィール

     

    3.お客様の声を活用する
    実際に仕事を依頼したお客様の声を掲載することで、新規のお客様も安心して問い合わせができるようになります。

     

    4.紹介や口コミを増やす仕組みを作る
    紹介を増やすために、リピート顧客に「知り合いを紹介してくれたら特典をつける」といったキャンペーンを実施するのも一つの方法です。

     

    インターネットが苦手でも、これらの方法なら比較的簡単に始められます

     

     

    ホームページに最低限載せるべき情報とは?

    「ホームページを作ったけど、問い合わせが来ない」という会社も少なくありません。それは、多くの場合、「お客様が知りたい情報」が載っていないからです。

     

    最低限、次の情報はしっかり掲載しましょう。

     

    1.どんな工事が得意なのか(業務内容)
    「住宅のリフォーム」「店舗の改装」「工場の修繕」など、具体的な施工内容を明確に記載します。お客様は「この会社に頼めるのか?」を知りたいので、わかりやすく伝えることが重要です。

     

    2.過去の施工事例
    「どんな工事をやったことがあるのか?」を示すことで、お客様に安心感を与えられます。写真付きで事例を紹介すると効果的です。

     

    3.お客様の声
    「実際に工事をお願いした人の感想」があると、信用度が上がります。できれば、お客様のコメントと一緒に、施工後の写真も掲載するとよいでしょう。

     

    4.会社情報(所在地・電話番号・対応エリア)
    会社の所在地や連絡先をしっかり載せることで、「本当に存在する会社かどうか」を確認できるため、お客様が安心しやすくなります。

     

    5.問い合わせフォーム(または電話番号)
    「工事をお願いしたい」と思ったお客様がすぐに連絡できるよう、問い合わせフォームや電話番号をわかりやすく表示します。

     

    これらの基本情報がしっかり掲載されているだけでも、ホームページの問い合わせ数は増えやすくなります

     

     

    仕事につながる「見つけてもらう仕組み」

    仕事につながる「見つけてもらう仕組み」

     

    ホームページやSNS、紹介などの「問い合わせが来る仕組み」を整えたら、次に大切なのは、「この会社に相談してみよう」と思われることです。せっかくお客様が興味を持っても、最初の印象が良くなければ、問い合わせにはつながりません。

     

    ここでは、「この会社に相談してみよう」と思われるための具体的な考え方を解説します。

     

    • 「話を聞いてみよう」と思われる会社になる
    • ・見積もりや提案の工夫で「お願いしたい!」と思わせる

     

    一つ一つ解説していきたいと思います。

     

     

    「話を聞いてみよう」と思われる会社になる

    お客様が建設業者を選ぶとき、単に「技術があるから」「価格が安いから」という理由だけではなく、安心して任せられるかどうかを重視しています。

     

    では、どうすれば「この会社に話を聞いてみよう」と思ってもらえるのでしょうか?

     

    1.お客様が「共感できる」メッセージを発信する

    お客様が知りたいのは、「この会社が自分の悩みを理解してくれるかどうか」です。
    「こういう人に向けた工事をしています」と明確に伝えることで、共感を得やすくなります。

     

    ■事例:外壁リフォームの会社

    ✕「外壁リフォームならお任せください」
    〇「ひび割れや色あせが気になる方へ。見た目もキレイに、耐久性もアップする外壁リフォームを提供します」

     

    ■事例:店舗施工の会社

    ✕「店舗の改装工事承ります」
    〇「飲食店専門の改装工事。スケジュール管理もサポートし、開業準備をスムーズに進めます」

     

    2.お客様が不安に思うポイントを先に解消する

    建築・建設業者を選ぶ際、お客様は「失敗したくない」という不安を持っています。その不安を解消するような情報を、あらかじめ伝えることが大切です。

     

    ■お客様の不安→それを解決する伝え方

    • ・「見積もりを頼んだらしつこく営業されそう…」
      →「しつこい営業は一切なし!安心してご相談ください」
    • ・「工事の進め方が分からない…」
      →「最初にしっかり説明し、工事の流れを明確にします」
    • ・「追加費用がかかるのが心配…」
      →「事前にすべての費用をお伝えし、追加料金は発生しません」

     

     

    見積もりや提案の工夫で「お願いしたい!」と思わせる

    問い合わせが来ても、見積もりや提案の段階で「他社にしよう」と思われてしまっては意味がありません。見積もりや提案の仕方を工夫するだけで、受注率は大きく変わります。

     

    1.見積もりを「ただの数字」にしない

    お客様にとって、見積もりは「いくらかかるのか?」を知るためのものですが、それだけでは競争に勝てません。価格だけで判断されないよう、見積もりに「選ぶ理由」を加えることが重要です。

     

    例:リフォームの見積もり

    ✕「キッチンリフォーム一式80万円」
    〇「耐久性の高い素材を使用し、収納も増やせるキッチンリフォーム80万円」

     

    例:外壁塗装の見積もり

    ✕「外壁塗装60万円」
    〇「耐久15年の高性能塗料を使用。色あせに強く、長持ちする外壁塗装60万円」

     

    2.見積もり時に「お客様の声」を添える

    「この会社に頼んでよかった」というお客様の声を一緒に伝えることで、信頼感が増します。

     

    例:「施工後の無料点検付き!」という強みを伝える場合

    ⇒お客様の声「工事が終わった後も、定期点検で見てもらえるので安心でした!」

     

    例:「飲食店の改装に特化している」ことを伝える場合

    ⇒お客様の声「開業準備に不安がありましたが、スケジュール管理までサポートしてくれて助かりました!」

     

    3.追加の提案を加えて、比較されにくくする

    お客様が複数の業者に見積もりを依頼するのはよくあることですが、価格だけで比較されるのを防ぐためには、「他社ではなく、うちに依頼するメリット」を伝えることが大切です。

     

    例1:住宅リフォームの場合
    「見積もり金額は他社と変わらないかもしれませんが、当社は工事後の無料点検を行っています。これにより、施工後のトラブルを未然に防ぐことができます。」

     

    例2:工場修繕の場合
    「工場の稼働を止めないよう、夜間・休日の施工も可能です。通常営業に影響を与えずに工事を進めることができます。」

     

     

    集客に充てられる時間を作る

    新規顧客を増やしたいと思っていても、日々の業務に追われて「集客のための時間が取れない」という会社も多いのではないでしょうか?特に現場管理や工事車両の手配、近隣対応など、施工とは別の業務に時間を取られがちです。

     

    そこで、「業務の負担を減らし、集客に時間を回せる仕組み」を作ることが大切です。

    • ・駐車場手配や近隣対応をアウトソースする
       →駐車場手配代行サービスを活用することで、工事現場ごとに駐車場を探す手間を削減できる
       →近隣とのトラブルを防ぐための調整業務も軽減できる
    • ・事務作業の負担を減らす
       →見積書や請求書の作成を簡単にするツールを導入する
       →スケジュール管理を効率化し、無駄な時間を削減する
    • ・「集客の時間」を確保する意識を持つ
       →月に1回でも、施工事例をホームページに掲載する
       →口コミや紹介を増やす仕組みを作る(例:紹介キャンペーンなど)

     

    集客のためには、お客様に「見つけてもらう」ことが大切です。しかし、それ以前に、「集客に取り組める時間を確保する」ことが重要になります。そのためにも、施工以外の業務を効率化し、売上を伸ばすための時間を生み出していきましょう。

     

     

    まとめ|難しいことをしなくても、新規のお客様は増やせる!

    まとめ|難しいことをしなくても、新規のお客様は増やせる!

     

    「新しいお客様を増やしたい」と思っても、やみくもに営業をしてもうまくいきません。重要なのは、「誰に向けて、どんな強みを活かして仕事をするのか?」を明確にすることです。

     

    本記事では、新規顧客を増やすために必要なステップを解説しました。

     

    • 価格競争に巻き込まれずに受注を増やすために
       →得意な分野を明確にし、価格以外の強みをつくる
    • ・「見つけてもらう仕組み」を整えるために
       →ホームページや紹介、口コミなど、自社に合った集客方法を活用する
    • ・「お願いしたい」と思ってもらうために
       →見積もりや提案を工夫し、他社との違いを分かりやすく伝える
    • ・集客に時間を使うために
       →業務の負担を減らし、営業活動に充てられる時間を確保する

     

    「新規顧客を増やすために、何をすればいいのか分からない」と感じている方も、まずはできることから始めてみてください。ちょっとした工夫で、お客様から選ばれる会社になることができます。

     

    また、工事現場の駐車場手配代行サービスを活用すれば、現場ごとに駐車場を探す手間を減らし、近隣対応の負担も軽減できます。これにより、「集客活動に集中できる環境」を整えることが可能になります。

     

    ランドマークでは、こうした現場の負担を軽減するためのBPOサービス『JESUS』を提供しています。もし、駐車場手配に関するお悩みや業務の効率化についてご興味がありましたら、ぜひ下記より詳細をご確認ください

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