LANDMARK > 手配のプロの交渉トーク集
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駐車場は、空いていても「貸すかどうか」は相手次第。だからこそ、最後は交渉がものを言います。電話一本で全国の駐車場を押さえる手配チームが、どんな言葉で話をまとめているのか。現場でも使える交渉のコツを、トーク例とともにご紹介します。
空いていることと、貸してもらえることは、別の話です。
「空いているのに、貸してもらえない」。駐車場探しでは、よくあることです。貸す側にも、知らない相手に貸す不安・トラブルへの心配・手続きの面倒があります。裏を返せば、その不安を先に消してあげられれば、話はぐっと進みます。交渉とは、押すことではなく、相手の心配を先回りして取り除くことです。
プロが電話口で実際に意識している「ひと言」です。
用途を、正直にお伝えします。◯◯の工事で、△月まで使わせていただきたくて。
なぜ効く:用途がはっきりすると、貸す側は安心します。曖昧なままだと「何に使うのか」の不安が先に立ちます。
台数と期間を、最初にきっちり。◯台を、◯月◯日から◯日間です。
なぜ効く:条件が明確だと、相手も即答しやすい。「とりあえず空いてますか?」より、話が早く進みます。
近隣への配慮を、先に約束します。出入りの時間はこう気をつけます、と。
なぜ効く:貸す側がいちばん恐れるのは近隣トラブル。こちらから配慮を示すと、警戒がほどけます。
続く可能性も、そっと添える。今後も近くで工事があれば、ぜひまた。
なぜ効く:一度きりより、続く関係のほうが相手にもメリット。無理に押さず、可能性として伝えるのがコツです。
お礼と感謝を、最後にきちんと。助かりました、ありがとうございます。
なぜ効く:丁寧なお礼は、次の「貸してもいい」につながります。地域での評判は、めぐりめぐって現場を助けます。
トークが通じるのは、その手前に「下地」があるからです。
「◯日に返します」「この時間に出入りします」を守り続けること。一度の信頼が、次の一台につながります。
問い合わせにすぐ返す。それだけで「この人なら任せられる」と思ってもらえます。交渉は、レスポンスの速さから始まっています。
いざという時に「あの人に頼もう」と思ってもらえる関係。日頃の積み重ねが、表に出ていない枠を動かします。
交渉は、才能ではなく段取りです。とはいえ、現場の合間に一件ずつ電話して交渉するのは、簡単ではありません。その一連を、まるごと引き受けるのが私たちの仕事です。